クウェイト政府関係者 原油生産の減少の懸念を明らかに

クウェイトに関する、地味ですが、気掛かりな記事なので、アップしました。


・国際的な石油会社の協力が得られない場合、クウェイトの原油生産が減少する可能性があることを、クウェイトの上級石油会議のメンバーが認めました。

・クウェイトが、BPやシェブロンなどの国際石油会社との、サービス契約の更新を停止したことから、同国の原油生産に対して、懸念が広がっています。

・クウェイトのブルガン油田は、世界第二位の巨大油田で、既に、生産開始から60年が経過しています。

・上級石油会議の Imad Al Atiqi 氏は、「国際石油会社の協力が得られれば、ブルガン油田の現在の日量140~150万バレルの生産量を、10年間維持できるだろう。しかし、彼らのサポートが無ければ、5年以上、現在の生産量を維持することは出来ないだろう。」と述べました。

・クウェイトの議会は、外国企業の投資を禁止する法律に基づいて、国際石油会社との契約に反対しています。

・2020年までに日量400万バレルに増産するという同国の目標の達成が危ぶまれています。

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日本も原油を大量に輸入している国なので、心配です。