・新興国での人口増や食料需要の増大をまかなうには、世界の食料生産を2030年までに現在の4割増、2050年までには同7割増に増やす必要がある。
・食料の増産のためには、新たな農地開拓や生産性の向上が不可欠である。
・農地面積は現在の約14億ヘクタールから、南米やアフリカを中心に15.6億ヘクタールの上積みが可能である。
・増産を行う上で、農業用水の不足や地球規模の気候変動が、大きなリスクである。
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ここ数年の穀物価格の高騰にも関わらず、作付面積が増えていない状況を見ると、「農地面積の倍増が可能である。」というFAOの主張には、簡単に同意できません。
農地面積を倍増させるためには、農産物の価格がさらに高騰する必要があります。