黒竜江省などが、穀物の自給率向上を目指して、増産を計画

中国の黒竜江省などが、穀物自給率向上を目指して、増産を計画しているというニュースです。

http://www.soyatech.com/news_story.php?id=11762

中国で最大の穀物を生産する黒竜江省は、今後、5年間で、年間穀物生産量を500億キログラムまで増産する計画を発表しました。

先月、国家開発改革委員会は、2008年から2020年の間に、穀物自給率を95%にまで引き上げる目標を掲げました。

現在、中国は、大豆・コーンの輸入量の増大によって、穀物自給率が90%になっています。

国家開発改革委員会の当局者は、「農地の減少、水不足、気候変動によって、中国の穀物需給は、長期間、タイトなものになるだろう。」と述べました。

1996年に、1.31億ヘクタールだった中国の耕地面積は、2006年には、1.22億ヘクタールに減少しています。