日本ガイシ 世界最高効率の固体酸化物形燃料電池(SOFC)を開発

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日本ガイシが、世界最高効率の固体酸化物形燃料電池(SOFC)を開発しました。


コンビニやショッピングセンターなどの商業施設での3~4年後の実用化を目指して、家庭用での販売も視野に入れているそうです。

固体酸化物形燃料電池(SOFC)とは、りん酸形燃料電池、固体高分子形燃料電池(PEFC)に次いで実用化が期待される高効率でコンパクトな次世代型燃料電池です。


日本ガイシ燃料電池の特徴としては、発電効率(63%)、燃料効率(90%)の両方の高さです。
現在、私たちが使っている電力は、送電ロスなどによって、発電効率が40%と低く、発電所で発生する熱は捨てられています。

SOFCで発電時に発生する熱は、冷暖房に使えるために、エネルギーの有効利用が実現できます。
今後、SOFCが普及すると、大型の火力発電所が不要になってくる可能性もあります。