2009/4/15のイールドカーブ

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2009/4/15のイールドカーブ

イールドカーブの形状】
短期側の金利低下で、少しくびれていますが、依然、直線化の形状を維持しています。
前月よりもさらに長短金利差が拡大しているので、このイールドカーブを利用して、金融機関は利益を上げ易くなっています。
来週までに発表される米銀の決算は、予想より良い数値が出ると思います。

また、この直線化の形状が続く限り、株価が、一旦下げても、大きく崩れる懸念は少ないと思います。

金利の水準】
一ヶ月前と比べて、中長期側の金利は、殆ど変わっていません。
FRB国債の買い入れを表明した結果、10年債の利回りが、一旦、2.5%近くまで低下しましたが、需給の悪化懸念で3%近くまで上昇して、現在は、その間の中間の2.7%付近で落ち着いています。

短期債の金利は、前月より、さらに、下落しています。
3ヶ月債の金利は、0.14%まで下落しています。
この一ヶ月間で、株価が大きく上昇したにも関わらず、金利が低下しているということは、短期債から株への資金シフトは生じていないと言えます。
今後の株価反騰には、短期債から株への資金シフトが必要であり、短期金利を注目して見ておく必要があると考えています。

【景気の底と株価反騰時期の予測】
前回と変わらず以下のとおりです。
・2008/3/18にイールドカーブのスティープ化(ノーズダイブ)を観測
・2009年1Q-2Q(3月から5月)が景気の底(5四半期後)←ほぼ、的中だと思います。
・2009年2Q-3Q(6月から8月)に株価反騰(6四半期後)

【投資の予定】
2009/3/18に株式を購入したので、今後は、商品を買い増していく予定です。