ドイツ政府 モンサントのGMコーンの使用禁止を決定

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Market Place より、ドイツ政府が米・モンサント社のGM(遺伝子組み替え)コーンの使用禁止の決定を下したというニュースです。


ドイツでのコーンの作付開始を数日後に控えて、ドイツ政府は、米・モンサント社の遺伝子組み替えコーン(MON810)の使用禁止を決定しました。

MON810は、遺伝子操作によって、害虫への耐性を持たせたコーンですが、ドイツ政府は環境に対する悪影響があると結論付けました。

モンサント社は、「非科学的な結論だ。」とコメントしました。

欧州では、既に、フランス、ギリシャハンガリーオーストリアがMON810の使用を禁止しています。

しかし、スペイン、チェコスロバキアポルトガルは、使用を認めています。

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日本と同様に、欧州は、GM種に対して根強い不信感があるようです。
モンサントのような米国企業に、農業の基盤を握られたくないという政治的な思惑もあると思います。