中国の土壌浸食についての調査結果が公表された。（サーチナ）
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http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=1125&f=national_1125_009.shtml
中国の表土流失の特徴
１．表土流失の面積や分布範囲が広く、ほとんど全ての流域や各省で起こっていること。
２．流失量が多く、侵食が深刻な地域の割合が多いこと。
３．流失の原因が複雑で、地域差が顕著なこと。
中国水利部の陳雷部長は、以下のように述べている。
１．現在の流失スピードだと、50年後には東北黒土地帯の1400万ムー（1ムーは6．667アール）の黒土層が流失し、食糧生産高は約40％減少するだろう。
２．35年後には西南燕岩溶地域の砂漠化面積が倍増し、その時には約1億人の生存と発展の基盤が失われる。
３．表土流失が国家に与える経済損失は最低でも00年の全国ＧＤＰの2．25％に相当する2000億元（約3兆円）に上る。
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中国の砂漠化が進み耕作面積が減ると、世界的な食糧需給を圧迫する。
植林などで対策を施しているが、なかなか、侵食を食い止められないようだ。
