老朽化した油田をガス田として蘇らせる技術

老朽化した油田をガス田として蘇らせる技術

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200811030024a.nwc

老朽化して生産が出来なくなった油田でも、埋蔵量の4~5割の原油が残されています。
この原油を微生物と二酸化炭素を使って、メタンガスに変化させて、ガス田として蘇らせる技術を、国際石油開発が開発しています。

この技術は、原油を水素生成菌によって有機物に分解するプロセスと、この有機物に二酸化炭素を加えてメタン生成菌によって、メタンを生成するプロセスから成り立っています。

もし、この技術が実用化された場合、エネルギー問題を一気に解決する可能性があります。
また、メタンを生成するプロセスでは、大量の二酸化炭素を分解するため、温暖化対策としても有望視されています。