平成18年12月末現在
国債及び借入金現在高 832兆円
政府保証債務 50兆円
地方財政借入金残高 204兆円
-----------------------------
合計 1086兆円
名目GDP 509兆円
対GDP比率 213%
出典：
財務省 国債及び借入金並びに政府保証債務現在高
総務省 地方財政計画
内閣府 四半期別ＧＤＰ速報
－－－－－－－－－－－－－－－－
国と地方の債務の合計は、既に危険ラインと言われる対GDP比200%を上回っています。
現在は、景気の拡大による税収の伸びがあるために、債券市場で財政問題は取り上げられていませんが、今後、少子高齢化による社会保障費の増大、税収や社会保険料収入の減少による財政の悪化が債券価格に反映してくるものと思われます。
特に団塊世代の大量退職が本格化する2011年から急速に財政状況が悪化することは確定的です。
従って、国内債券については中長期的に売りスタンスで望みたいと思います。
