2010/2Q　日本の公的債務　1167.6兆円

財務省より、２０１０年２Ｑ末における国債や借入金などをあわせた「国の借金」総額が発表され、９０４兆７７２億円と、９００兆円の大台を突破しました。

前期比、２．４％の増加で、前年同期比では、５．１％の増加となります。

｢国の借金｣が更新されたので、以下に日本の公的債務を再計算しました。
地方財政計画の２２年度版の内容も同時に反映しました。

【２０１０／２Ｑ　日本の公的債務】

１．政府債務

国債及び借入金現在高　９０４兆円

名目ＧＤＰ４７５．８兆円
家計金融資産／負債差額　１０７９．２兆円

対ＧＤＰ比率　　　　　　　１９０．０％
対家計金融資産比率　　　８３．８％

２．公的債務（＝政府債務＋地方債務）

国債及び借入金現在高　９０４兆円
地方財政借入金残高　　２００兆円
交付税特別会計借入金残高　　３３．６兆円
地方退職金未積立債務　３０兆円

合計　　　　　　　　　　１１６７．６兆円

対ＧＤＰ比率　　　　　　　２４５．４％
対家計金融資産比率　　　１０８．２％

３．広義の公的債務（＝公的債務＋公的年金の未積立債務）

公的債務　　　　１１６７．６円
厚生年金未積立債務　　５００兆円
国民年金未積立債務　　５０兆円

合計　　　　　　　　　　１７１７．６兆円

対ＧＤＰ比率　　　　　　　３６１．０％
対家計金融資産比率　　　１５９．２％