2014/1Q 新規住宅資金貸付額 四半期パターン

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上のグラフは、2008年1Qからの、日本の国内銀行による新規・個人向け住宅資金貸付金額の四半期単位の推移です。

各年の四半期パターンを比較すると、2010年から2012年のように、通常の年は、新規住宅資金貸付額の大きい順に、1Q、3Q、4Q、2Qとなります。

2008年から2009年は、リーマンショックで、このパターンが崩れています。
また、2013年は、消費税の増税の駆け込み需要で、2Qの金額が例年よりも大きく伸びています。

このように、新規住宅資金貸付額の四半期パターンを見ることによって、住宅投資の過熱などの兆候を見て取ることが可能です。

注)
日本の国内銀行による新規・住宅資金貸付金額は、日本銀行の統計データから、以下の条件で抽出しました。
データコード:DL'DLHLLKG71_DLHL2DSFL
系列名称:住宅資金/新規貸出/個人向け貸出金/銀行勘定、信託勘定、海外店勘定の合計/国内銀行