2014/1Q 新規住宅資金貸付額 前年同期比 +4.3% △

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日本銀行が発表した2014年1Qの預金・貸出関連統計によると、日本の国内銀行による新規・個人向け住宅資金貸付金額は、4兆4025億円となりました。

前年同期比では、4.3%の増加となり、3期ぶりの増加となりました。

新規住宅資金貸付額の4四半期移動平均でも、前期より1.2%増となり、こちらも、3期ぶりの増加となりました。

注)
日本の国内銀行による新規・住宅資金貸付金額は、日本銀行の統計データから、以下の条件で抽出しました。
データコード:DL'DLHLLKG71_DLHL2DSFL
系列名称:住宅資金/新規貸出/個人向け貸出金/銀行勘定、信託勘定、海外店勘定の合計/国内銀行


上の最初のグラフは、国内銀行による新規・個人向け住宅貸付金額の4四半期移動平均の、1974年4Qから直近までの推移です。

上の二番目のグラフは、2000年1Qから直近までの推移です。
注)見やすさのために、縦軸の初期値を2.5兆円に設定しています。

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新規住宅資金貸付額は、日本の景気後退の重要な先行指標です。
現時点で、新規住宅資金貸付額は、横向きのトレンドが続いています。