S&P社から、米国の2013年5月の住宅価格指数(ケースシラー指数、20都市圏)が発表され、季節調整後で前月比1.0%の上昇となりました。
季節調整済みの対前年比では、12.2%増となっています。
上の最初のグラフは、1987年からのケースシラー指数(名目、季節調整後)の推移です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数です。
拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Case-Shiller: Comp 20 House Prices increased 12.2% year-over-year in May
Case-Shiller: Comp 20 House Prices increased 12.2% year-over-year in May
米国の住宅価格は、2012年の初めに底入れし、現在も上昇を続けています。
これは、新築住宅の供給が不足し、中古住宅在庫が過少となっていることが原因です。
ただし、他の住宅価格指数と比べて、ケースシラー指数はやや、実態よりも上がり過ぎているという指摘があります。
これは、新築住宅の供給が不足し、中古住宅在庫が過少となっていることが原因です。
ただし、他の住宅価格指数と比べて、ケースシラー指数はやや、実態よりも上がり過ぎているという指摘があります。
上の二番目のグラフは、ケースシラー指数(名目、季節調整後)の対前年比の推移です。
住宅価格の対前年比でも急上昇が続いています。
住宅価格の対前年比でも急上昇が続いています。
20都市指数は、12ヶ月連続の前年比プラスです。
上の三番目のグラフは、1976年からの物価変動分を除いた実質での住宅価格の推移です。
黄線が、ケースシラーの全国指数、青い線がコアロジックのHPI指数、赤い線がケースシラーの20都市指数です。
黄線が、ケースシラーの全国指数、青い線がコアロジックのHPI指数、赤い線がケースシラーの20都市指数です。
拡大図は、以下のリンクを開いて、2番目のグラフをクリックしてください。
Comment on House Prices: Real Prices, Price-to-Rent Ratio, Cities
Comment on House Prices: Real Prices, Price-to-Rent Ratio, Cities
実質価格で見ると、2000年から2002年の水準に住宅価格があることが分かります。
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現在、米国の住宅価格は、急上昇を続けていますが、中古住宅の在庫が底入れしていると考えられるため、今後の上昇スピードは、緩やかになることが予想されます。