米・商務省が発表した2013年4月の米国の住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で前月比16.5%減の85.3万戸となりました。
一方、今後の住宅建設動向の先行指標となる住宅着工許可件数は、前月比14.3%増加しました。
上のグラフは、1968年からの住宅着工件数の推移で、青い線が一戸建ての件数、赤い線が全体の件数です。
変動幅の大きい集合住宅の着工件数の減少が、全体の足を引っ張っていますが、一戸建ての着工件数は、前年同月比で、20.8%増と堅調に伸びています。
住宅投資は米経済の重要な先行指標であることから、今後、数年は堅調な景気拡大が予想されます。