米・商務省が発表した2013年3月の米国の住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で前月比7.0%増の103.6万戸となりました。
一方、今後の住宅建設動向の先行指標となる住宅着工許可件数は、前月比3.9%減少しました。
上のグラフは、1968年からの住宅着工件数の推移で、青い線が一戸建ての件数、赤い線が全体の件数です。
集合住宅の着工件数の増加が、全体の増加に大きく寄与していますが、一戸建ての着工件数も、前年同月比で、28.7%増と非常に大きな伸びを見せています。
2月のデータが大きく上方修正されていることも強気の要因です。
住宅投資は米経済の重要な先行指標であることから、今後、数年は堅調な景気拡大が予想されます。