米・商務省が発表した2013年5月の米国の住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で前月比6.8%増の91.4万戸となりました。
一方、今後の住宅建設動向の先行指標となる住宅着工許可件数は、前月比3.1%減少しました。
上のグラフは、1968年からの住宅着工件数の推移で、青い線が一戸建ての件数、赤い線が全体の件数です。
一戸建ての着工件数は、前年同月比で、16.3%増とやや期待外れでしたが、2013年に入ってからは、前年比で、24%と大幅に伸びています。
絶対値の水準としては、依然として、過去最低レベルにあるため、今後も住宅着工は堅調な推移するものと見られます。