米・商務省が発表した2012年12月の米国の新築住宅販売は、前月比7.3%減の年率36.9万戸となりました。
上のグラフは、米国の新築住宅に関する以下の推移です。(1963年~)
・販売戸数
・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数)
・在庫戸数・・・緑色:未着工、青色:建設中、赤色:完工
・販売戸数
・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数)
・在庫戸数・・・緑色:未着工、青色:建設中、赤色:完工
12月は前月比マイナスとなりましたが、過去三ヶ月の数値が上方修正されたことから、強気の内容と言えます。
これで、2012年の新築住宅販売数の平均は、36.7万戸となり、1年前の平均を19.9%上回っています。
一方で絶対戸数は、1963年以来、下から三番目の低水準です。
今後、新築住宅販売数は、数年をかけて、現在の約二倍の水準まで回復し、その間、堅調な住宅投資が米国の景気を下支えし続けると予想されます。
今後、新築住宅販売数は、数年をかけて、現在の約二倍の水準まで回復し、その間、堅調な住宅投資が米国の景気を下支えし続けると予想されます。