米商務省が発表した2011年9月の米国の住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で前月比15%増の65.8万戸となりました。
また、今後の住宅建設動向の先行指標となる住宅着工許可件数は、前月比5%減の年率59.4万戸となりました。
上のグラフは、1968年からの住宅着工件数の推移で、赤い線が一戸建ての件数、青い線が全体の件数です。
グラフのように、住宅着工件数は、歴史的な低水準での、底這いの状態が続いていましたが、この数ヶ月で、やや、上昇のトレンドが観測されています。
9月の着工件数の内訳を見ると、集合住宅が大きく伸び、一戸建て住宅は、殆ど伸びを見せていません。
集合住宅に対する需要は、依然として、強いと言えます。
集合住宅に対する需要は、依然として、強いと言えます。