米商務省が発表した2011年11月の米国の住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で前月比9.3%増の68.5万戸となりました。
また、今後の住宅建設動向の先行指標となる住宅着工許可件数は、年率68.1万戸に増加しました。
上のグラフは、1968年からの住宅着工件数の推移で、青い線が一戸建ての件数、赤い線が全体の件数です。
グラフのように、住宅着工件数は、歴史的な低水準での、底這いの状態が続いていましたが、11月は大きく上昇に転じています。
また、集合住宅と比べて、低迷の続いていた一戸建て住宅の着工件数も、やや、勢いが出て来ました。