米商務省が発表した2011年8月の米国の個人消費支出(名目値)は、前月比0.2%増となり、貯蓄率は、前月から0.2%減の、4.5%となりました。
貯蓄率は、2009年12月以来の低水準です。
個人消費支出の実質値は、前月と変らないことから、個人消費の改善が止まっていることが分かります。
貯蓄率は、2009年12月以来の低水準です。
個人消費支出の実質値は、前月と変らないことから、個人消費の改善が止まっていることが分かります。
上のグラフは、1959年からの米国の貯蓄率の推移です。三ヶ月の平均を取っています。
拡大図は、以下のリンクを開いて、2番目のグラフをクリックしてください。
Personal Income decreased 0.1% in August, Spending increased 0.2%
Personal Income decreased 0.1% in August, Spending increased 0.2%
貯蓄率が、下落トレンドに転じており、良い兆候とは言えません。
米国人は、貯蓄を取り崩して消費に回しているようです。