米農務省が発表した世界の小麦需給報告(2011年9月)によると、期末在庫率は、前月報告より0.7%増の28.7%となりました。
供給量:678.12(+4.6%)
消費量:676.86(+3.4%)
期末在庫量:194.59(+0.6%)
期末在庫率:28.7%(-0.8ポイント)
消費量:676.86(+3.4%)
期末在庫量:194.59(+0.6%)
期末在庫率:28.7%(-0.8ポイント)
単位:百万トン
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
【需給】
生産量は、米国で春小麦の作付面積の減少等から減産となるものの、前年度干ばつの旧ソ連諸国で増産、インドで史上最高の豊作となることから、世界全体では消費量を上回る見込み。期末在庫率は依然、高水準を維持。
生産量は、米国で春小麦の作付面積の減少等から減産となるものの、前年度干ばつの旧ソ連諸国で増産、インドで史上最高の豊作となることから、世界全体では消費量を上回る見込み。期末在庫率は依然、高水準を維持。
【価格】
5月下旬以降、ロシア首相の穀物輸出禁止解除の明言及び7月1日からの解除、北半球での収穫の進展等から値を下げた。7月上旬以降、ロシア産との競合があったものの、とうもろこしの代替需要への期待、米国で春小麦の収穫遅延・減産の懸念、冬小麦の次年度作付に向けた土壌水分の不足等で上昇し、現在7ドル/bu前半で推移。
5月下旬以降、ロシア首相の穀物輸出禁止解除の明言及び7月1日からの解除、北半球での収穫の進展等から値を下げた。7月上旬以降、ロシア産との競合があったものの、とうもろこしの代替需要への期待、米国で春小麦の収穫遅延・減産の懸念、冬小麦の次年度作付に向けた土壌水分の不足等で上昇し、現在7ドル/bu前半で推移。