上のグラフは、主要な資源メジャーの営業利益(EBITA)の推移です。
JOGMECが、世界の資源を取り巻く最近の変化と資源メジャーの対応について、レポートしています。
・資源価格は従来より大きく乱高下を繰り返しており、資源メジャーといえども安定的な利益確保が必要。特に、リーマンショック以降の銅・アルミ・ニッケルの価格下落に対し、鉄鉱石・石炭の価格上昇が資源メジャーを支えた。
・日本企業としては、製錬設備を活用したリサイクル事業の推進による製錬原料の確保や貴金属の回収に
よる利益確保を行うとともに、企業によっては積極的な鉱山投資を計画している。
よる利益確保を行うとともに、企業によっては積極的な鉱山投資を計画している。
・サプライチェーン(供給鎖)の担い手である商社は、幅広い金属をビジネスの対象としている。さらに、
従来は鉱山・製錬会社と共同で投資していた鉱山開発案件を単独で進めるとともに、拡大するアジア市
場もターゲットとしていると思われる。
従来は鉱山・製錬会社と共同で投資していた鉱山開発案件を単独で進めるとともに、拡大するアジア市
場もターゲットとしていると思われる。