米・労働省が発表した2011年8月第1週の米国の新規失業保険申請件数は、前週改定値から0.7万件減少して、39.5万件となりました。
新規申請件数の4週移動平均は、前週より3,250件減少して、40万5000件となりました。
上のグラフは、米国の失業保険週間申請者数(四週移動平均)の2000年からの推移です。
グラフを見ると、失業保険申請件数の低下傾向が確かになってきました。
米国の雇用が本格的に回復するためには、失業保険の新規申請者件数が、継続して40万件を下回る必要があります。
今後、低下傾向が続いて、継続して40万件を下回る事が出来るかどうかが注目されます。