Ｍａｒｋｅｔ Ｐｌａｃｅから、販売不振のシカゴのコンドミニアムを、高級賃貸住宅に模様替えする動きが出ているというニュースです。
・シカゴ川に沿って歩くと、数多くの売れ行きの悪いコンドミニアムが目に付きます。
・予定では、９０階建てのホテルとコンドミニアムの複合住宅になるはずだった建物は、２６階で建設が止まり、骨組みのままです。
・Curt Bailey氏は、この未完成物件を買い取り、５００戸の高級賃貸集合住宅に模様替えする予定です。
・元のオーナーは、資金調達が出来なかった為に、コンドミニアムを完成させられませんでした。
・ＮＡＲのWalter Molony氏によると、賃貸料は今年、３．５％の上昇が見込まれているとのことです。
・集合住宅の需要が堅調な為、今年の建設は、３０％増える見込みだそうです。
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米国の住宅市場では、所有から賃貸へという需要シフトと、郊外の一戸建てから、都心の集合住宅へという需要シフトが同時に進行しています。
集合住宅の着工が増えたのは、昨年末から今年に入ってからなので、完成まで１～２年を要することから、堅調な集合住宅の需要は、今後、数年、続く事が予測されます。
