米・労働省が発表した2011年7月第3週の米国の新規失業保険申請件数は、前週から2.4万件減少して、39.8万件となりました。
新規申請件数の4週移動平均は、前週より8,500件減少して、41万3750件となりました。
上のグラフは、米国の失業保険週間申請者数(四週移動平均)の2000年からの推移です。
グラフを見ると、一時、増加していた失業保険申請件数が再び下落トレンドに入っているように見えます。
米国の雇用が本格的に回復するためには、失業保険の新規申請者件数が、継続して40万件を下回る必要があります。
今週は、4月以来、初めて、40万件を下回りましたが、この傾向が今後も続くかどうかが注目されます。