2011/2　景気ウォッチャー調査　現状判断ＤＩ　48.4　↑

内閣府が発表した２０１１月２月の景気ウォッチャー調査は、現状判断ＤＩが、前月よりも４．１ポイント低下して、４８．４となりました。
２ヶ月ぶりの上昇です。

現状判断ＤＩは、販売・受注数量の増加や求人増加を背景に、家計、企業、雇用部門ともにマインドが改善しました。

先行き判断ＤＩは、前月と変らず、４７．２となりました。

先行きは企業部門で原材料価格上昇による収益圧迫懸念が強まる見通しとなりました。

基調判断については、「景気はこのところ持ち直しの動きがみられる」として、前月から据え置きました。

現状判断ＤＩ：４８．４(＋４．１)
先行き判断ＤＩ：４７．２(変らず)

括弧内は、前月比。

【個別ＤＩ】

・現状判断ＤＩは、全ての個別ＩＤが前月比でプラスになりました。

・先行き判断ＤＩは、小売関連、住宅関連、企業動向関連、製造業、非製造業が、前月比でマイナスになりました。

・雇用関連は、現状判断ＤＩ、先行き判断ＤＩともにも、５０を超えています。

　　　　　　　　指数　前月比
●現状判断ＤＩ 48.4 4.1
家計動向関連 47.3 4.9
小売関連 48.9 6.4
飲食関連 43.4 4.5
サービス関連 44.2 1.7
住宅関連 50.0 5.1

企業動向関連 46.9 2.6
製造業 48.3 3.2
非製造業 46.1 2.2
雇用関連 58.9 2.2

●先行き判断ＤＩ 47.2 0.0
家計動向関連 47.1 0.5
小売関連 47.2 -0.1
飲食関連 47.0 2.9
サービス関連 47.5 1.3
住宅関連 44.9 -1.2

企業動向関連 44.9 -1.7
製造業 45.4 -1.8
非製造業 44.4 -1.7
雇用関連 53.2 0.3

注）右端は前月比