GEが、中国でバイオガス発電プラントの運転を開始しました。
このバイオガス発電プラントは、牛の糞尿から発生するメタンガスを燃料とするものです。
6万頭の牛の糞尿から発生するバイオガスによって、5.6MWのバイオガス
発電所を運転するとのことです。
GEは2003年5月に傘下に収めたスイスのイエンバッハ社の技術により、バイオガスエンジンを開発し、ビジネスを展開しています。
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牛の糞尿やゲップから発生するメタンガスは、
二酸化炭素よりも温暖化効果が高く、
地球温暖化の主要な原因の一つと言われています。
バイオガス発電は、温暖化対策とエネルギー開発の一挙両得を狙ったものと言えます。