水田による稲作は、メタンガスの排出量が増えたり、貴重な水資源を大量に消費することから、環境負荷が大きいと言われています。
主に、ウシのゲップと生分解性の埋め立てごみから発生し、温暖化ガスの排出量の20%を占めるメタンガスは、CO2の20倍の温暖化効果があると言われています。
存在量の加重平均でも、メタンガスは、CO2の5倍の温暖化効果があることが分かります。
論理的には、温暖化対策として重点的に減らすべきなのは、CO2よりも、メタンガスや亜酸化窒素ガス(CO2の300倍の温暖化効果)ということになります。
環境税(=炭素税)よりも牛肉税や牛乳税の方が、効果があると思いますが、欧米諸国は決して受け入れないでしょう。