2010/11/3週 米・失業保険週間申請件数 40.7万件

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米・労働省が発表した2010年11月第3週の米国の新規失業保険申請件数は、前週から3.4万件減少して、40.7万件となりました。
2週間ぶりの減少です。

新規申請件数の4週移動平均は、前週よりも7500件減少して、43万6000件となりました。
この数値は、リーマンショック前の2008年8月以来の低さです。

上のグラフは、米国の失業保険週間申請者数(四週移動平均)の2000年から現在までの推移です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims decrease sharply

2009年末から、45万件前後の水準で続いていた横這いのトレンドが、10月以降、下に抜けてきました。

米国の雇用が本格的な回復基調に転じるためには、失業保険の新規申請者件数が、40万件以下まで低下することが必要になりますが、その水準にも接近して来ました。

米国の雇用に関して、改善の兆しが見えて来ました。