漁業資源の激減、アジアで政治問題化するきざし 専門家

台湾国立政治大学のイヴ・ティバーゲン客員教授が言うように、中国での魚の消費量は増え続ける一方で、東シナ海をはじめとする世界の漁業資源は減り続けています。

今年は、その上に、異常気象による海水温の上昇が、漁獲高の減少に拍車をかけていると言われています。

漁業資源の不足を補うためには、養殖の拡大が必要ですが、それは、また、飼料や穀物価格の上昇にも繋がります。

食糧問題を考える場合、今後の漁業の方向性にも、注意しておいた方が良さそうです。