2010/10 米・設備稼働率 74.8%

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FRBが発表した米国の2010年10月の米鉱工業生産指数は、前月と変らず、鉱工業設備稼働率も、74.8%となり、前月と変りませんでした。


上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Industrial Production, Capacity Utilization Flat in October

設備稼働率は、長期平均(80%超)から、5%以上低い水準にあり、インフレ圧力が弱いことを示しています。

通常、FRBは、設備稼働率が78%~80%に達すると、インフレ警戒を強めて、政策金利の引き上げに動きますが、その段階は数年先になると言えます。

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米国の製造業も勢いが弱くなってきました。
輸出の増加による力強い回復というイメージは有りません。