著名な地質コンサルタントのアート・バーマン氏のインタビューが、ASOPに載っていました。
以前から、バーマン氏は、シェールガスに対して、非常に懐疑的な意見を持っています。
また、主なシェールガスの開発会社の決算書を読むと、いずれの会社も、過剰な負債を持ち続ける中で、資産の売却や償却を進めています。
シェールガスの開発会社の提出する将来見通しの数値も、バーマン氏は、「信頼できない」と言っています。
これまでの成功例と言われているバーネット・ガス田のデータから減退率を計算すると、開発会社の提示している数値が極端に楽観的なものであることが分かるようです。
一般的に、シェールガスの期待が高まっていますが、技術的には未知の部分が多く、このような否定的な意見を持った専門家もかなり多いことを認識していた方が良いと思います。