米・オハイオ州 地震の発生源として、シェールガス開発の規制を強化

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Market Placeから、米国のオハイオ州地震が頻発したことから、同州のシェールガス開発の規制が早まったというニュースです。


・クリスマスイブの夜に、オハイオ州のヤングスタウンでは、サンタクロースの音では無く、地震の振動音が響きました。

・大晦日にも、同様に地震が発生しました。

・この地域は、水圧破砕を使った、シェールガスの掘削地域に隣接しています。

・住民からは、シェールガス開発の規制を求める声が高まり、州政府はあわてて規制を実施しました。

オハイオ州では、シェールガスの5つのガス井が、禁止されました。

コロンビア大学のLeonardo Seeber 教授によると、水圧破砕と地震発生には、明らかな因果関係があると述べています。

オハイオの石油・天然ガス協会によると、「これは、稀で、孤立した事象だ。」と述べました。

・しかし、地震以外にも、水質汚染やガスの流出などの環境に対する懸念が高まっています。

ニューヨーク州やフランスでは、シェールガスの開発が禁止されています。

・一方で、フランスのトタル社や中国の企業が、ヒューストンのガス田の開発に乗り出しています。

・石油企業は、世界的なガス需要の高まりを背景に、強気な見通しを続けています。