米最高裁、GM種子の使用禁止求めた裁判を差し戻す

ここで問題となっている「ラウンドアップ・レディー・アルファルファ」とは、遺伝子組み替えの技術で、モンサント社の除草剤であるラウンドアップを組み込んだ飼料用作物の種子です。

現在、ラウンドアップに耐性を持ち、除草剤が効かないスーパー雑草が、米国で繁殖して、農業に大きな被害が出ており、その原因が、ラウンドアップ・レディー・アルファルファのようなGM種子の無秩序な使用ではないかと言われています。

米国の規制の動向は、今後のGM種子の世界的な普及にも影響が大きいので、非常に注目されます。