米商務省が発表した2010年5月の米国の住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で前月比10%減の59.3万戸となりました。
3ヶ月ぶりの減少です。
3ヶ月ぶりの減少です。
全体の8割を占める一戸建て住宅は、前月比17.2%減の年率換算46.8万戸で、振れの大きい集合住宅は前月比33%増の同12.5万戸となりました。
上のグラフは、1968年からの住宅着工件数の推移で、赤い線が一戸建ての件数、青い線が全体の件数です。
住宅投資の落ち込みは、建設労働者の雇用回復の遅れや、耐久消費財の需要低迷に繋がるために、米国の2010年後半の成長率は低く抑えられると予想されます。