2010/3 米・個人消費支出 前月比+0.6%

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米商務省が発表した2010年3月の米国の個人消費支出は、前月比0.6%の増加、貯蓄率は、2.7%と2008年9月以来の水準に低下しました。
個人消費支出の増加は6ヶ月連続です。

景気の改善を受けて、米国民は貯蓄を減らして、消費を増やしています。


上のグラフは、米国の貯蓄率の推移です。貯蓄率は、三ヶ月の平均を取っています。

拡大図は、以下のリンク(CR氏のブログ)を開いて、グラフをクリックしてください。
March Personal Income up 0.3%, Spending Increases 0.6%

短期的に貯蓄率が下落していますが、今後、米国の家計は、住宅価格の下落で傷んだバランスシートを修復するために、1960~70年代と同水準の8~10%まで貯蓄率を引き上げると考えられます。

貯蓄率の上昇は、米国の個人消費の伸びを抑制するために、低成長が続く事が予想されます。