また、今回、同時に開発した『砂糖・エタノール複合生産プロセス』は、この高バイオマス量サトウキビ新品種を用いて、従来の砂糖生産量を維持したまま、耕作地面積あたり、5倍以上のバイオエタノール生産性が見込めるとのことです。
ブラジルが生産しているサトウキビ由来のバイオエタノールは、将来、ガソリンなどの輸送用燃料の需要の1割まで、増産することが可能だと言われています。
もし、収量が5倍まで高められれば、将来、輸送用燃料の半分近くをバイオエタノールに代替することが可能となるわけです。
従って、非常に注目される研究と考えられますが、今のところ、海外メディアの反応は入ってきていません。