アサヒビール 従来比5倍の高バイオマス量サトウキビを開発

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アサヒビールが、農研機構九州沖縄農業研究センターと共同で砂糖・エタノール複合生産を可能とする高バイオマス量サトウキビ「KY01-2044」を開発しました。


また、今回、同時に開発した『砂糖・エタノール複合生産プロセス』は、この高バイオマス量サトウキビ新品種を用いて、従来の砂糖生産量を維持したまま、耕作地面積あたり、5倍以上のバイオエタノール生産性が見込めるとのことです。

ブラジルが生産しているサトウキビ由来のバイオエタノールは、将来、ガソリンなどの輸送用燃料の需要の1割まで、増産することが可能だと言われています。

もし、収量が5倍まで高められれば、将来、輸送用燃料の半分近くをバイオエタノールに代替することが可能となるわけです。

従って、非常に注目される研究と考えられますが、今のところ、海外メディアの反応は入ってきていません。