米国の2010年1月の住宅価格指数(ケースシラー指数、20都市圏、季節調整済み)は、前月比で、0.3%の増加となりました。
上の最初のグラフは、1987年からのケースシラー指数(季節調整前)の推移です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数です。
グラフを見ると、住宅価格が底打ちをした後に横這い状態が続いているのが分かります。
上の二番目のグラフは、ケースシラー指数(季節調整前)の対前年比の推移です。
対前年比でのマイナス幅がゼロとなり、住宅価格が一年前の水準で安定していることが分かります。
対前年比でのマイナス幅がゼロとなり、住宅価格が一年前の水準で安定していることが分かります。
今後は、米政府による住宅購入支援策とFRBによる住宅ローン債券買取策が終了する4月以降に、住宅価格がどの程度下落するかが、注目されます。
今のところ、景気が二番底を付ける兆候は見えませんが、住宅価格が二番底を付ける可能性は高いと考えています。