2010/1 米・設備稼働率 72.6%

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FRBが発表した米国の2010年1月の米鉱工業生産指数は、前月比0.7%上昇し、鉱工業設備稼働率は、前月比0.7%上昇して、72.6%になりました。


上の図は、米国の設備稼働率の推移です。
拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Industrial Production, Capacity Utilization Increase in January

鉱工業生産指数は、製造業が1.0%増、公益事業は0.7%増。消費財事務機器、資材関連も増加しました。

設備稼働率は、回復傾向がはっきりしてきたものの、1972―2008年の平均である80.9%と比較すると、依然、8ポイント程度、低い水準にあります。

従って、米国の製造業は約1割の余剰設備を抱えていることになり、雇用回復の遅れる原因となっています。