ロシア 極東の石油ターミナルから初の原油の船積みを開始

ロシアが、極東のウラジオストク近郊にあるコズミノ港の石油ターミナルから初の原油の船積みを開始しました。


上の図にあるように、ロシアは、東シベリアのタイシェトからコズミノまでの石油パイプラインを建設中で、現在、タイシェト・スコポロジノ間が開通しています。

今後、残りのスコポロジノ・コズミノ間が開通すれば、東シベリア油田で産出される原油をパイプラインで大量にコズミノ港に送り、そこを拠点に、東アジアに輸出することが可能になります。

輸出量は今後数年で日量60万バレルに増加する可能性があります。