【2009年10月】
中古住宅販売(年率)A:610万戸
新築住宅販売(年率)B:43万戸
住宅販売レシオ(=A/B):14.2
正常値:6.0
中古住宅販売(年率)A:610万戸
新築住宅販売(年率)B:43万戸
住宅販売レシオ(=A/B):14.2
正常値:6.0
上のグラフは、米国の中古住宅の販売戸数を新築住宅の販売戸数で割った比率(住宅販売レシオ)の推移です。
グラフを見て分かるように、住宅販売レシオは、通常、6倍程度ですが、現在は、過去最大の14.2倍となっています。
これは、住宅の差し押さえの増加によって、中古住宅の在庫が増えた結果、中古住宅が割安になっていることが、原因です。
差し押さえのピークは、2011年以降となることが予想されており、住宅販売レシオが低下して、米国の住宅販売が正常化するまでは、あと、3~4年はかかることが予想されます。
その間、米国の住宅投資は低迷すると考えられます。