上のグラフは、最新(2009年8月まで)の米国の新築住宅に関する以下の推移です。
・販売戸数
・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数)
・在庫戸数
・販売戸数
・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数)
・在庫戸数
在庫は3.0%減の26万2000戸と、約17年ぶりの低水準となりました。
これは8月の販売ペースで、07年1月以来の低水準である7.3カ月分の供給に相当します。
これは8月の販売ペースで、07年1月以来の低水準である7.3カ月分の供給に相当します。
グラフを見て分かるように、新築住宅の販売は、底を打っており、供給月数と在庫は、大きく低下しています。
これは、新築住宅市場の正常化の傾向を示しているもので、良い兆候です。
これは、新築住宅市場の正常化の傾向を示しているもので、良い兆候です。
ただし、中古住宅の大量の在庫と、さらに、差し押さえの増加による「影の在庫」が存在するために、今後の新築住宅販売の回復ペースは、緩慢なものになると予想されています。