2009/07 米国・設備稼働率 68.5%

イメージ 1

FRBが発表した米国の7月の米鉱工業生産指数は、前月比0.5%上昇し、鉱工業設備稼働率は68.5%(前月68.0%)になりました。


上の図は、米国の設備稼働率の推移です。
拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Industrial Production, Capacity Utilization Increase in July

設備稼働率は、下げ止まっているように見えますが、1970年代からの平均と比較すると、大幅に低く低迷していることが分かります。

設備稼働率の低迷は、設備投資意欲の減退と、今後の固定費のリストラ圧力につながるため、景気低迷が長期化する恐れがあります。