ベネズエラ チャベス政権の石油政策

JOGMECが、ベネズエラの石油産業の現状について、レポートしています。


チャベスの「ボリバル革命」・・・社会主義への傾倒、資源ナショナリズム、反米

・石油産業が直面する課題・・・原油生産の低迷と超重質油への加速度的依存という二つの大きな問題

・中国市場と近隣のラテンアメリカ諸国への輸出の重視

・経済合理性に乏しいチャベス政権の石油政策

・生産量の回復と石油価格の上昇が見込めないと、追い込まれたチャベス政権が国家志向的石油政策を緩和することを余儀なくされる可能性が出てくる。

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ベネズエラも、他の生産国と同様に、原油生産が低迷している上に、残された原油は、精製コストが高い重質油のみという状況です。