イラク原油生産の現状

TODに、イラク出身で現在はカナダに住んでいるNawar Alsaadi氏の、イラク原油生産の現状についてのレポートが掲載されています。


長文ですが、産業技術上の問題から、政治的な背景まで言及して、非常に読み応えのある内容です。

レポートは以下の部分から構成されています。

イラク固有の腐敗的土壌・・・腐敗の程度は、ソマリアの次に位置している。
・政治的に作られた埋蔵量・・・世界三位の埋蔵量は信頼できない数値。
・不適切な油田の管理状況・・・既に減退が始まっている。
・政治的対立と国外石油企業の手詰まり・・・国外の石油企業との契約が履行されない。
・政治的な不安定さ・・・スンニ派の復活

これらの問題で、イラク原油生産は、既に、日量25万バレルの減退となっている模様です。