楽観からの修正を迫られるイラクの原油生産

イラクの将来の原油生産量について、楽観からの修正を迫られているというニュースです。(ロイター)


・IEAは、イラクの2010年から2011年の原油生産量が、223万バレルに低下すると予測しています。

・その後、2014年までに、270万バレルに上昇するという予測です。

・一方で、イラク政府は、2017年までに、600万バレルまで上昇すると計画しています。

・IEAは、イラク政府の見通しを「楽観的過ぎる。」と批判しています。

・石油会社は、明文化した法的なフレームワークが無い上での、政治的・商業的なリスクを、取る事が出来ません。

◆◆◆

イラク原油生産について、次第に、悲観的なムードが漂ってきました。
世界第三位の埋蔵量というのも、私は、怪しいと思っています。