上の最初のグラフは、1975年から1979年までの日本の景気拡大期における、CPI(東京都区部持ち家の帰属家賃を除く総合)の前年同月比の12ヶ月移動平均の推移と景気指標との関係を表したものです。
点線は、株式投資に適したCPIの上限と言われている、4%のラインです。
この時期は、第一次オイルショックの終結でCPIは右肩下がりの傾向を示していますが、ほぼ、全ての期間で、4%を上回り、株式投資には適さない時期だったと言えます。
点線は、株式投資に適したCPIの上限と言われている、4%のラインです。
この時期は、第一次オイルショックの終結でCPIは右肩下がりの傾向を示していますが、ほぼ、全ての期間で、4%を上回り、株式投資には適さない時期だったと言えます。
上から二番目のグラフは、同じ期間での日経平均株価の名目値と実質値の推移です。
グラフ上、実線が名目値で、破線が実質値です。
実質値は、日本の鉱工業生産指数の反転が発生した年月を起点として、CPI(東京都区部持ち家の帰属家賃を除く総合)を使用して、算出しています。
名目値は、右肩上がりでしたが、高いインフレ率のため、実質値は、ほぼ、横這いでした。
グラフ上、実線が名目値で、破線が実質値です。
実質値は、日本の鉱工業生産指数の反転が発生した年月を起点として、CPI(東京都区部持ち家の帰属家賃を除く総合)を使用して、算出しています。
名目値は、右肩上がりでしたが、高いインフレ率のため、実質値は、ほぼ、横這いでした。
上から三番目のグラフは、日本の過去の日経平均株価の名目値と実質値の上昇率を景気拡大期毎に示したものです。
グラフ上、緑色が名目上昇率で、橙色が実質上昇率です。
1975年から1979年までの日本の景気拡大期においては、名目の上昇率は、39%だったのに対して、実質の上昇率は、2%に留まっています。
インフレ率が高かったため、名目と実質の差が大きくなっています。
また、過去6回の景気拡大期で、下から2番目の低い実質の上昇率となっています。
グラフ上、緑色が名目上昇率で、橙色が実質上昇率です。
1975年から1979年までの日本の景気拡大期においては、名目の上昇率は、39%だったのに対して、実質の上昇率は、2%に留まっています。
インフレ率が高かったため、名目と実質の差が大きくなっています。
また、過去6回の景気拡大期で、下から2番目の低い実質の上昇率となっています。