2014/3 米・設備稼働率 79.2% △

イメージ 1

FRBが発表した2014年3月の米・鉱工業生産指数は、前月比0.7%の上昇でした。
また、鉱工業設備稼働率は、79.2%となり、前月よりも0.4ポイント上昇しました。


上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、最初のグラフをクリックしてください。
Fed: Industrial Production increased 0.7% in March

設備稼働率は、依然として、長期平均※を下回っており、米国の経済システムの中に緩みが残っていることが分かります。

※1972年から2010年の長期平均:80.0%

通常、FRBは、設備稼働率が長期平均に達すると、インフレ警戒を強めます。