2011-11-04 バイオエタノール関連として有望なゼオライト膜脱水装置 米国株 #その他金融と投資 日立造船や三井造船など、日本のプラントメーカーが、バイオエタノール製造の関連装置を増産しているというニュースです。 鶴は千年、亀は萬年。 三井造船 増産している装置というのは、エタノールから水分を取り除くためのゼオライト膜脱水装置(上の写真)です。 ゼオライトとは、多孔性のケイ酸塩鉱物で、孔の径よりも小さな分子だけを通過させることにより分離を行います。 ゼオライト膜脱水装置は、従来から使用されている蒸留法と比べ、エネルギーの大幅な節約が可能で、また運転操作が簡単なシステムです。 この装置を作っているのは、日本のメーカーだけで、日本の得意分野である素材技術を生かした、将来の成長が有望な分野と言えます。