米商務省が発表した2011年5月の米国の住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で前月比3.5%増の56万戸となりました。
また、今後の住宅建設動向の先行指標となる住宅着工許可件数は、前月比8.7%増の年率61.2万戸となりました。
上のグラフは、1968年からの住宅着工件数の推移で、赤い線が一戸建ての件数、青い線が全体の件数です。
グラフのように、住宅着工件数は、趨勢的には、歴史的な低水準での、底這いの状態が続いています。
個別の住宅着工件数を見てみると、一戸建て住宅は、横這いが続いていますが、集合住宅は、上昇トレンドが明確になってきました。